
- 日本人英会話講師のデメリット
- 外国人恐怖症から逃げてはいけない
- まとめ・日本人英会話講師を選ばないこと
日本人英会話講師のデメリット
もし、オンライン英会話に日本人講師がいたとしても選んではいけません。あなたにとって大切なことは、外国人と会話が成立したいう小さな成功体験です。
その成功体験は、外国人と話をしたことがない人が、外国人に向かって簡単な挨拶をしただけなのかもしれません。また、趣味を聞かれてフットボールと答えただけなのかもしれません。外国人とコミュニケーションが成立していく数だけあなたの英会話ができるという実感が増していきます。
外国人恐怖症から逃げてはいけない
外国人が怖い。自分の英会話能力が低いので不安を感じるのは当たり前です。その不安に負けてしまい日本人講師を選びたくなる心理はよく理解できます。しかし、外国人と話すことでしか外国人恐怖症を乗り越えることはできません。英会話ができるようにもなりません。
ここで英語学習者の頭に言い訳が浮かびます。それは、日本人の英会話講師の方が日本人を知っているので効率的な学習ができるのではないかという言い訳です。
大甘です。例えてみましょう。あなたは本場のイタリア料理を学びたいと考えています。イタリア料理をイタリア人シェフから習うチャンスがあるのに、日本人シェフからイタリア料理を習うのと本質的に同じです。
- イタリア人は言います。「俺はプロだ。徹底的に鍛えてやるよ。」
- 日本人は言います。「私は日本人が躓きやすいポイントを知っているので効率的に日本語で教えることができます。」
日本人から学んだ方が効率的なんじゃないか?
- イタリア人は言います。「本場のイタリア料理を学びたいのになぜ日本人から習うのか」
- 日本人は言います。「本場のイタリアで学んだことを分かりやすく説明します」
悩ましいですね。もしイタリア人が日本語を話せるならどうでしょうか。少し立場を変えてみましょう。もしあなたがアメリカ人で日本料理を学びたいと考えているなら、アメリカ人シェフと日本人シェフのどちらから日本料理を学びますか?
日本人講師から英語を学んだとしても、あなたは英語が話せるという実感を持てないままです。永遠の仮免許証です。道路は走ったことがないけど、運転は知ってる状態です。
まとめ・日本人英会話講師を選ばないこと
今だと、オンライン英会話や格安英会話学校があるので、好きなだけ外国人から英語が習える環境があります。海外に行くために、貨物船の船長にお願いして、こっそり貨物室に乗り込んでいた時代ではありません。
素晴らしい英語学習環境が手元まできています。思い切って飛び込んでみましょう。心理的なハードルの高い人ほど成功体験は強烈です。

以上、「 なぜ英会話で日本人講師を選んではいけないのか」でした。